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NEUMANN > 製品情報 > U 87 Ai
U 87 は、おそらく最も有名で、最も広く使用されるNeumann スタジオマイクロフォンです。3 種の指向性パターン:無指向性、カーディオイドと双指向性を備えているラージ デュアル ダイヤフラム カプセルです。これらは、ヘッドグリルの下にあるスイッチで切換可能です。10 dB の減衰スイッチは背面にあります。それはマイクロフォンが、歪みなしで最大音圧127 dB まで処理することを可能にしています。

さらに、低周波特性は近接効果を補償するために低減することもできます。

バリエーション
U 87 Ai.............................................................ni .......007022
U 87 Ai mt .......................................................blk .....007023
U 87 Ai Studio set ............................................ni .......008660
U 87 Ai mt Studio set .......................................blk .....008661
U 87 Ai Stereo set ............................................ni .......008505
U 87 Ai mt Stereo set .......................................blk .....008506

単品:U 87 Ai (mt) マイクロフォン 木箱入り
Studio set: U 87 Ai (mt) マイクロフォン、EA 87 (mt)エラスティック サスペンション、木箱入り
Stereo set: 2x U 87 Ai (mt) マイクロフォン、2 x EA 87 (mt) エラスティック サスペンション、2 x ダストカバー、アルミケース入り


U 87 Ai studio set


アプリケーション:
U 87 Ai コンデンサー マイクロフォンは、3種のポーラーパターンと独特な周波数とトランジェント レスポンス特性を持つラージダイヤフラム マイクロフォンです。ユーザーは、すぐにその特徴的なデザインによってマイクロフォンを認識します。それはスタジオ、放送、映画やテレビでの最も一般的な用途のために良い選択です。U87 Ai はオーケストラレコーディングのメインマイクロフォンとして、シングルの楽器のスポットマイクロフォンとして、そしてあらゆる種類の音楽や音声用のボーカル マイクロフォンとして、広範囲に使用されます。



音響的な特徴:
U 87 Ai はNeumann ロゴがマークされている正面にから対処します。カーディオイドと双指向特性の周波数レスポンスは、高域でさえ正面から入射するサウンドは非常にフラットです。マイクロフォンは不自然に歪むことなしに、音源近くで使用できます。ハイパス フィルターによるサブソニックと低周波数による干渉は著しく低減されます。



ポーラーパターン:
デュアル- ダイアフラムカプセルは、弾力性をもって取付けられ、大きなヘッドグリルで保護されています。ヘッドグリルの下にあるスイッチで無指向性、カーディオイド、双指向性の3 つの指向性パターンを切り替えます。このスイッチの上にあるウインドウは切り替えられた特性のシンボルを示します。



電気的な特徴:
型番に付いている文字A は、1967 年から1986 年に製造されたU 87i マイクロフォンと比較して、より最近の世代を示します。マイクロフォンの電子部品のみが変更され;カプセルは変更されておりません。現代の回路は、抵抗値の低減を通して、カプセルのバイアス電圧を供給することにより、U87 Ai の操作上のヘッドルームを増加しています。結果は、同一の音圧レベルで10 dB感度が高く、S/N 比が3 dB 改善されています。



フィルターとアッテネーション:
背面にあるスイッチは、10 dB 感度を減衰させます。このスイッチを有効にした場合、マイクロフォンは歪みなしで127 dB (45 Paに相当する音圧) までの音圧レベルを受け入れることができます。背面にある追加のスイッチは、マイクロフォンのカットオフ周波数を変更することができます。これは、マイクロフォン アンプの入力に直接干渉を及ぼす低周波を低減させます。この設定は、すべての圧力傾斜型トランスデューサーで、近距離で使用するときに起こる、やむを得ないバスブースト( 近接効果)を補償もします。カーディオイド特性は30 ~ 40 cm の距離で、双指向特性では15 ~20 cm の距離でスムーズな周波数レスポンスを維持します。


テクニカルデータ
音響的動作原理 ............................圧力傾斜型トランスデューサー
指向特性 ......................................... 無指向性, カーディオイド, 双指向性
周波数特性 .....................................................................20 Hz...20 kHz
感度 1 kHz を1 k Ω負荷で ........................................... 20/28/22 mV/Pa1)
レーテッド インピーダンス...................................................................200 Ω
レーテッド 負荷インピーダンス.................................................................. 1000 Ω
S/N 比, CCIR2) (rel. 94 dB SPL) ...........................68/71/69 dB1)
S/N 比, A-weighted2) (rel. 94 dB SPL) ............. 79/82/80 dB1)
等価ノイズ レベル, CCIR2) .............................................................. 26/23/25 dB1)
等価ノイズ レベル, A-weighted2) ..........................................15/12/14 dB-A1)


最大 SPL for THD 0.5%3) ................................................ 117 dB (カーディオイド)
最大 SPL for THD 0.5% プリ-アッテネーション入り3) ........................ 127 dB
最大出力電圧 ................................................................................... 390 mV
マイクロフォンアンプのダイナミック レンジ, A-weighted ............. 105 dB
動作電圧 (P48, IEC 61938) .......................................................... 48 V ± 4 V
消費電流 (P48, IEC 61938) .................................................... 0.8 mA
接続するケーブルのコネクタ仕様 ......................................................................XLR3F
出力コネクタ ................................................................................................... XLR3M
重量 ....................................................................................................... 500 g
径 ....................................................................................................... 56 mm
長さ ....................................................................................................... 200 mm


1) 無指向性 / カーディオイド / 双指向性
2) IEC 60268-1準拠: CCIR-weightingはCCIR 468-3に準拠、ピーク時:A-weighting はIEC 61672-1 に準拠、RMS
3) 入力シグナルを同等にして測定